平成25年度所信表明

平成25年第1回野木町議会定例会の開会にあたり、私の町政の施政方針となる所信の一端を申し上げます。

昨年は、町長選挙など幾つかの、選挙の続く年でありました。私も2期目を任され改めて責任の重さを感じております。

国におきましては、政権も変わり、安倍総理を中心に東日本大震災からの復興と日本経済再生を重点政策に掲げスピード感を持つ力強い取り組みが期待されております。

現在、経済はやっと円安方向に向かっているものの長期間の円高、デフレ不況による閉塞感と不安定感をただちに払拭するに足りる明確な景気回復までには至っておりません。

これらの影響を受けて、雇用情勢は依然、厳しい状況にあります。

従いまして、どのような経済状況下でも対応できるよう町政運営に努力してまいります。

平成25年度は、「のぎ未来プラン」の実現に向けて3年目の年となります。

町の将来像を「水と緑と人の和でうるおいのあるまち」として、美しい市街地と緑に包まれた周辺部との調和を図り、保全して行くことで、「やさしさとやすらぎに満ちた明るいまち」を目指してまいります。

また、「小さくてもキラリと光るまち」をキャッチフレーズに、人と人とが支え合い補いあい、町民が安心して住める町、福祉の充実した町を目指します。

さらに町の自然を守り活かしながら住みよい町づくりを心がけ、「子育てしやすく住みやすい町」の実現に向け努力してまいります。

町は広域的政策と町独自な施策のバランスをとり、財政の健全性を保ちながら、将来も持続可能な町を作りたいと考えております。

町民と行政との協働体制構築により、町政の方向付けを間違いのないものにしてまいります。

優先的に進める政策

まず、少子化対策では、従来より本町で力を入れております「幼・保・小・中の連携」を柱に、小さな町だからこそできる「町民みんなで子どもたちを育てていこう」という考えのもと、安心して子育てできる「子育てしやすい町」の環境整備に努めます。

特に18才まで医療費無料化を実施してまいります。併せて、小学校6年生までの現物給付を実施いたします。

また、保育所及び学童保育室の待機児童ゼロに努めます。

更に、ファミリーサポートセンターの開設により子育て支援の充実を促進します。

昨年は町内小中学校7校全ての普通教室に空調設備を設置し、子ども達の学習しやすい環境整備が整いました。平成25年度から順次、計画的に各小中学校の校舎改修に取り組んでまいりたいと考えております。

平成25年度は、友沼小学校の外壁改修工事と南赤塚小学校の大規模改修に係る設計に取り組んでまいります。

また、小中学校での基礎学力向上のための非常勤講師を増員し、きめ細かな指導の充実に努めてまいります。

高齢者対策としては、引き続きふれあいサロンの拡充など、高齢者の生きがい・健康づくりを進めてまいります。また、高齢者見守りネットワークの拡大や地域包括支援センターの充実を図り、地域で助け合えるまちづくりを進めてまいります。

健康で心豊かに暮らせるための健康づくりに努め、健康寿命の延伸を目指して、「キラリと光る健康・のぎまち」を築いてまいります。

次に、町の活性化策として、まず、平成25年度も、ホフマン式煉瓦窯・国指定重要文化財「野木町煉瓦窯」の改修を、国や県、そして多くの町内外の皆様のご協力を頂きながら、進めてまいります。併せて、煉瓦窯周辺及び水辺の楽校についても、人々が集まり、楽しめるよう整備してまいります。

懸案事項であります工業団地の拡大と企業誘致については、今年度も積極的に推進してまいります。

町デマンド型乗り合いタクシーについては、3年間の試行運行から本格運行へ移行いたしました。これからもご利用される方々の利便性向上に努め、併せて経費節減を図ってまいります。

協働のまちづくりについては、「協働のまちづくり指針」に添って進めてまいります。町民の創意による公共的サービスの充実と町民活動の活性化を図るために、協働のまちづくり支援事業を継続してまいります。

また、ボランティア支援センター「きらり館」が、町民の皆様の自発的なボランティア活動や社会貢献活動の拠点となるよう、さらに充実させてまいります。

併せて、花と緑いっぱい運動を展開し、多くのボランティア団体と協働によって、心ふれあう明るい町を目指します。その結果、町民の活発な活動が町の力となり、「花とレンガのまち」野木町として全国に発信出来ればと思います。

人口の増加を目指す施策としては、若者出会い交流事業や空き家バンクを充実し、若い世代の定住促進を図ってまいります。

町のイメージアップと地域経済の活性化策としては、引き続き野木ブランド認定、ブランド品の拡大に取り組んでまいります。

農業振興においては、農地の集積と生産性向上を図るため、県営圃場整備事業「佐川南地区」の事業を推進いたします。また、農家の経営安定を図るため、施設園芸支援事業に取り組み、生産振興を図ってまいります。

併せて、農産物の栽培や収穫をとおして、町民がゆとりある余暇活動を行う場所として、「野木町市民農園」の整備を推進してまいります。

次に、安全・安心のまちづくり策として、先の東日本大震災による反省を踏まえ「地域防災計画」の改定を行いました。この計画に基づき、町の防災減災策を強化していきたいと考えております。

さらに、自主防災組織の支援・拡充や安全・安心見守りネットワーク事業を引き続き展開してまいります。

平成24年度で、各小中学校の耐震補強工事が完了しましたので、平成25年度は、災害時に対策本部となる、役場本館の耐震補強工事を行ってまいります。これらの事業を実施することで、災害に強いまちづくりを進めてまいります。

町民の皆様からご要望の多い第2期の町営墓地については、平成24年度に工事が完了しますので、平成25年度早い時期に募集を開始いたします。

社会基盤整備については、新4号国道アクセス道路整備事業を促進し、平成27年度末の完成を目指すことで、町民の皆様の利便性の向上はもとより、工業団地拡大による企業誘致にもつなげたいと思います。
 
また、野木町と小山市の交通の円滑化を図るため、野木中央通りが、新たに小山市南部と野木町を結ぶ、都市計画道路、「小山野木線」として位置づけられました。県道として整備されるよう努力してまいります。

町道の整備につきましても計画的に進めてまいります。

上水道につきましては、懸案でありました川田地区の圧力不足に対して、平成25年度26年度で増圧ポンプを設置し、圧力不足解消に取り組みます。

公共下水道につきましても順次整備区域を拡大するとともに、雨水対策も計画的に取り組んでまいります。

以上申し上げましたこれらの施策を町民と行政が力を合わせて実現しながら、活力に満ちた明るい町を作って行けたらと考えております。

平成25年は町制施行50周年を迎える記念すべき年であります。様々な記念行事を計画しておりますが、町民の皆様、議会、行政が一体となってこの町制50周年を祝い、未来の野木町に向けて力を合せていきたいと考えております。

当初予算

それでは、平成25年度の当初予算について申し上げます。

国は、平成25年度の地方財政について、平成24年度と同様に、通常収支分と東日本大震災分を区分し、通常収支分については、いわゆる「15ヵ月予算」の考え方に即して、地方が安定的に財政運営を行なうことができるよう、平成24年度においては、補正予算に伴う地方負担について適切な措置を講じるとともに、平成25年度においては、地方交付税等の一般財源総額について、平成24年度地方財政計画と同水準を確保することとしております。

平成25年度における地方財政の財源不足額は、約13兆3,000億円とされ、平成23年度から平成25年度までの間において適用することとされています。国と地方の折半ルールに基づく財源不足額は、引き続き地方債である臨時財政対策債により補てん措置を講じ、適切な行政サービスを展開できるよう措置することとしております。

このような中、本町の予算は、平成22年度より「野木町財政計画」を財政運営の指針として取り組み、財政改革を引き続き堅持することで、財源不足の補てんとしての基金繰入を極力抑え、安定した財政の運営に努めるとともに、重要施策を計画的に実施するための予算配分を行いました。

一般会計予算総額は、歳入歳出それぞれ68億4,000万円で、前年度対比1億5,000万円、2.2%の増といたします。

歳出の主な増減事由といたしましては、総務費が役場本館耐震補強事業などにより約1億5,800万円、14.7%の増、民生費が障害者自立支援事業、介護保険特別会計繰出事業などにより約3,200万円、1.6%の増、農林水産業費が施設園芸支援事業、基盤整備促進事業などにより約6,400万円、31.5%の増、土木費が新橋西公園整備事業の終了などにより約2,500万円、3.6%の減、教育費が野木町煉瓦窯改修事業、文化会館バリアフリー化事業の減などにより約6,000万円、5.4%の減、公債費が2.8%の増となっております。

歳入では、町税が、町たばこ税が増加し、約600万円、0.2%の増、地方特例交付金が1,900万円、57.6%の減、分担金及び負担金が、約900万円、10.0%の増、地方交付税が400万円、0.7%の減、国庫支出金が約1,500万円、2.4%の増、県支出金が約3,100万円、6.9%の減、繰入金が財政調整基金、公共施設整備基金等からの繰入などにより、約1億3,100万円、57.0%の増、町債が約4,500万円、9.0%の増となっております。

新規及び主な施策

総務費

町制50周年記念事業、(新)野木・友沼・中谷地区基本計画作成事業、役場本館耐震補強事業、参議院議員通常選挙、町民との協働推進事業として、協働のまちづくり支援事業、わがまち協働推進事業

民生費

児童手当給付事業、こども医療費助成事業の拡充、子育て支援策としての私立保育所の運営費委託事業、障害者自立支援給付事業、障がいのある方への訪問入浴サービス事業、ファミリーサポートセンター事業、独り暮らし高齢者等を対象とした安全・安心見守りネットワーク事業や軽度生活支援事業、高齢者生きがい事業の拡充

衛生費

妊婦健診、がん検診推進事業、(新)水痘・おたふくかぜ予防接種助成をはじめとする予防接種委託事業の拡充、小山広域保健衛生組合負担金、健康センター管理運営委託事業、家庭用太陽光発電装置設置補助事業

農林水産業費

(新)施設園芸支援事業、県単独農業農村整備事業、佐川南地区県営圃場整備事業、元気な森づくり推進事業、(新)栃木県植樹祭の開催

商工費

ひまわりフェスティバル事業、町ブランド推進事業、プレミアム付商品券の充実、(新)ゆるキャラふれあいイベント事業、消費者行政対策事業、中小企業振興資金貸付事業

土木費

町道一級幹線五号線道路改良事業をはじめとする町道整備事業、新4号国道アクセス道路整備事業、町営墓地関連道路整備事業、南赤塚環境整備事業、(新)水辺の楽校周辺公園整備事業、安全・安心なまちづくりとしての住宅耐震診断等助成事業、デマンドタクシー運行による公共交通活性化事業

消防費

常備消防事務委託事業、災害対策として自主防災組織への資機材整備支援

教育費

友沼小学校校舎外壁改修事業及び各小中学校老朽箇所改修事業、非常勤講師配置事業の充実、外国語指導助手配置事業、(新)学校図書館司書配置事業、野木町煉瓦窯改修事業、野木町煉瓦窯周辺整備事業、(新)赤塚グラウンド駐車場整備事業、若者出会い交流事業

科目を越えて実施する事業

緊急雇用創出事業、花と緑いっぱい運動事業

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