来る3月24日、野木町は「男女共同参画都市宣言」をいたします。それは初耳、という方もおられるかもしれませんので、今月は少しこの宣言に触れさせていただきます。
このたびの宣言は、野木町が男女共同参画社会づくりに対するさらなる意識づくりとともに、男女共同参画社会の実現に取り組む決意を全国に発信するため行うものです。これをきっかけに、私たちが男性も女性も区別なく社会を構成していく「人」として、共に協力し合っていくことを確認し、町としてもこれからあらゆる分野で積極的に取り組んでいくきっかけになれば、ということです。いろいろな場面において、改めて男性・女性が協力することで、本当の意味の「人間」としての平等をみんなで考えていけたらと思っています。
「戦後強くなったのは、女性と靴下」などと言われた時期もありましたが、今では男性のやさしさ・女性の力強さなど、ほとんど性差が感じられないくらいの世の中になりつつあります。少子高齢化や価値観の多様化など、環境の変化には著しいものがありますが、そのような中だからこそ、お互いの協力体制がしっかり組まれることが大切です。
男女がお互いに協力し合って暮らしていける、明るい町づくりに向けて、男女共同参画都市宣言はそのスタートラインとご理解いただければと思います。
2012年広報のぎ2月号掲載