今年の夏の暑さはまた格別で、体温よりも気温の方が上、という日もありびっくりしました。年々気候も変化する中、健康管理には十分気を配る必要があり、夏の間の熱中症対策には皆様大変だったことでしょう。
さて私は他市町への出張が多い夏でしたが、他の地域を見聞きする事は自分自身を客観視する意味でも貴重な経験であったと思います。実際外から見て、「野木町のいいところはモット自信を持って宣伝しなければ」とも思いました。
なかでも8月7日から9日まで京都府与謝野町で行われた「第3回全国女性町長サミット」では学ぶことも多くあり、平成27年、次回開催地が野木町となりましたので少し記したいと思います。
現在約930(H25.1.1現在)ある町村自治体の中で全国に6名の女性町長がおります。1パーセントにも満たないですが、互いに連携をとって、男女共同参画社会の構築に寄与しようとするものです。従って私は女性町長といっても特別話題にならない位の世の中に早くなればと思っています。今回は「男女(みんな)の元気が地域をかえる」というサミットアピールを採択して閉会しました。野木町も男女共同参画都市宣言をした町に相応しく条例化を考えているところですので今後も構成町の一員として歩んでいきたいと思います。知事をはじめ近隣の首長の皆さんが歓迎して下さり内閣府の参加も得て充実した三日間でしたが、町民一人一人がまちづくりの主役となって「地域の元気」を作り出していくことの重要さを再確認し合いました。次回平成27年に野木町で開催する時にはおもてなしの心で迎えて頂ければ幸いです。野木町を大いにアピールしたいと思います。
酷暑の夏も過ぎて、燈火親しむ読書の秋、スポーツの秋となってまいりました。私たちにとって充実した時の過ごし方が出来る季節とも思えますが、まだまだ残暑厳しい折、お体十分大切にしてください。
2013年広報のぎ9月号掲載