今年は町制施行50周年の年で、1年を通して記念事業を開催しています。昭和38年野木駅設置の年に村から町になりましたが、それからの50年、町は大いに発展したと思います。駅周辺の美しい住宅街、それを取り囲む緑豊かな田園風景、二つの優良な工業団地等バランスがとれた町となりました。これも先人の方々のご努力の賜ものであり、町民の皆様の素晴らしい働きと努力によるものと深く感謝致します。また町議会も大きな力を発揮し発展に寄与されてきた事は言うまでもありません。更に近隣自治体のご協力はもとより国、県の貴重なご指導も必須のことでした。このように野木町が50年間継続出来ましたのも多くの皆様のご協力のおかげと心より御礼申しあげます。
現在、地方自治体を取り巻く課題は広汎で多々ありますが、全町民の英知と力を結集して解決に当たりたいと思います。小さいからこそ施策が行き渡り、お互いの顔と顔が見え触れ合える町でありたいと思います。また財政基盤の安定と若い世代の定住促進に力を注ぐために企業誘致や宅地開発に着手し始めているところです。
今年度も町の活性化策、少子高齢化対策、町の安全安心策の三重点施策を中心に町政を進めております。これからの50年に向けて力強い一歩を皆様と共に踏み出したいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。
2013年広報のぎ11月号掲載