梅の季節も終わり、はや桜が咲きはじめました。日本中に春の鼓動が脈打ち、1年中で一番命の胎動を感じる頃です。
さて、広報のぎ2月号でお知らせしましたように、町では4月から部制を設置し、新しい体制で仕事をする事になりました。今まで職員としては課長が一番上でしたが、今度はその上に部長を導入することになりました。これは、部長が近年多くなってきた複数課にまたがる仕事を統括して、一丸となって仕事が出来るようにするものです。この部制導入により各課間の意志の疎通を良くし、仕事の進捗度を早めていきたいと思っています。また、セクト主義を取り払い、大きく「部」としてのまとまりを持たせて行きたいと思います。いずれの場合も、融通性をもって事に当たっていきやすくなると期待しています。
また、今まで課が10課ありましたが、3部の下には今回8課が配されます。即ち総合政策部には総務課、政策課(財政管理を含む)、税務課が属します。町民生活部には住民課、健康福祉課、生活環境課の3課が入ります。また産業建設部は産業課と都市整備課(上下水道を含む)の2課で構成します。
今回の機構改革で、町民の皆様へのサービスが、より迅速に出来ますように、我々行政は努力して行かなければならないと思っております。
昔から、「仏つくって魂入れず」という言葉があります。組織機構の形式だけ整えたとしても魂が入っていなければなんにもなりません。職員の意識も含めてわれわれの内部改革を目指し、よりよいまちづくりに向かって行きたいと思います。野木町としては今回の機構改革によって、よりキラリと光る町に一歩近づければ幸いです。大いに期待されるところと認識して職員共々頑張っていきたいと思います。
2014年広報のぎ4月号掲載