さわやかな初夏の風が木々の緑を通って伝わって来ます。幸多いジューンブライドの季節でもあります。町の中に幸せの鐘がいくつも響くといいな、と期待しています。そして、幸せのあかしにお子様の誕生となれば皆でにぎやかにお祝いしたいところですね。
   子どもは未来の日本を背負う主人公であり、社会的にみても大切な存在です。野木町としても「町の宝」と位置付け、町全体で育てるよう、特に力を入れています。
   今年度は、新たに出産祝金や第3子以降小中学校等入学祝金等の支援事業を設置しました。従来からの18才までの子ども医療費無料は変わりありませんし、1ヶ月児健康診査の助成も4月より始めましたので、子どもたちの健康増進に大いに役立つことと思っています。
   更に、今年は私立保育所の整備事業や、一つの幼稚園の「認定こども園化事業」により、待機児童対策が強化されるところです。各小中学校の大規模改修も順次進めていきます。子どもを取り囲む健康、安全、教育にはこれからも特に重点的に進めていきます。
   さて、子育て中の多くの母親は、家庭と仕事の両立に不断の努力と工夫を重ねていると思います。女性の社会参加がごく普通のことになってきた現在、母親が子育てしやすい環境を社会全体で考えて行かなければならないと思います。その為にも女性がもっと政治へ参画し、政策決定に関与できるようになることが望ましいと思います。少子化にストップをかけるにしても、女性の政治参加促進による効果は欠かせません。子育て支援も母親の幸福感が何よりの原動力となります。そのためにも政策立案は大切な要素となると思います。
   そこでお知らせです。来る7月4日に「全国女性町長サミット」が野木町で開催されます。ぜひ多くの方のご参加（要申込）を願っています。テーマは『男女が共に輝くワーク・ライフ・バランス』です。ご期待下さい！

2015年広報のぎ6月号掲載