一年の初めには「初夢」ということで、幼い頃は、毎年思い切り自分の夢を半紙いっぱいに書いたものでした。今思い出してもなんと書いたのかは定かに思い出せませんが、書いた後のすっきりとした清涼感を忘れることはできません。
現在日々の生活の中で、自分の夢をもち続けながら暮らしていくことは、大変困難かもしれません。しかし、時にはお互いの夢を語り合い、そのことを分かり合うことができるとしたらそれは素晴らしいと思います。さらに実現に向かって努力できる日々こそ幸福に満ちているといえるのではないでしょうか。
私は今、この野木町という小さいけれども魅力溢れる「ふれあいの町」のグランドデザインを思い描くとき、無上の喜びを感じます。そしてブラッシュアップを重ねていけば素晴らしいまちづくりができるのではないか、と思っています。
例えば、町の花「ひまわり」がもっと早い時期から10月位まで間断なく咲いて訪れる人を迎える「ひまわりの里」であり、いろいろな花がいつもどこかで咲いている美しい「花の町、野木町」を想像するだけでも幸せです。また、毎年フクロウが営巣できるほどの自然豊かな町で、町の鳥でもあるフクロウ(福朗、不苦労、福老)にちなめば「招福の町」として、幸せが実感できるほのぼのと幸せ招く招福の町、野木町ともいえるでしょう。また、何といっても注目度ナンバーワンで町の宝でもある「野木町煉瓦窯」や野木神社、満福寺等々価値の高い文化遺産に恵まれた野木町は「文化の薫り高い町」でもあります。この周辺整備を工夫すればもっとアピール性は高まると思います。そして、町の宝で忘れてならないのは、町の子どもたちです。子どもは大切な宝であり、礼儀正しく元気な姿は町の誇りでもあります。一方、元気な高齢者が多く、それによって健康寿命が県内第2位と、長いのも胸を張れるところです。
今年は町の良いところをもっと発見し、伸ばしていって、少しでもまちづくりの夢の実現に向かっていきたいと思います。
2017年広報のぎ2月号掲載
Vol.74 夢を語ろう
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- 【更新日】2020年1月1日
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