今年ももうすぐ終わりとなりますが、一年の月日が過ぎるのも年令を重ねるとさらに早くなってくる気がします。皆様にとって今年はどんな年だったでしょうか?心に残る思い出が多い年となればいいのですが。
さて、野木町にとりましてのこの一年は?、と言いますと、大きな災害もなく平穏に過ぎていくことができそうです。しかし、一方では、日本各地で風水害や地震に見舞われ、しかもその規模が大きく、被災状況も想像を絶する甚大さで心痛めることも多くありました。それは北海道から九州までとあちこちで被害が続き、どこが安全圏かわからないという状態も見られました。改めてわが町では自然災害が少ないことを再認識した年でもありました。
しかしそんな野木町でも今後、さらに「水害対策」は優先的に考えていかなければならないと、この年の終わりに思いを強くいたしました。常日頃の心構えと備えに加えていざ災害発生の時の私たちの避難行動と行政や各機関との連携体制等、来年の10月6日の全町避難訓練までに各地域で組み立てていきたいと思っています。これは行政だけでは決してできないことですので、その時は皆様のご協力もよろしくお願いいたします。
北海道から九州まで甚大な被害をうけた地方には、わが町の被害が少なかった分も含めてできる限りの支援を心がけていきたいと思っています。
その意味では今年も多くの皆様にたくさんの善意のお気持ちを被災地にいただきましたことを、この場をお借りしまして心より御礼申し上げます。今後もこのような時には宜しくご協力の程をお願い申し上げます。
来年もおだやかで平和な年でありますようにお祈りいたします。平成最後の年の瀬をどうぞゆっくりと幸せな気持ちでお過ごしください。
皆様、よいお年をお迎えください。
2018年広報のぎ12月号掲載