4月は新しい出発の時となる方も多いと思います。ピカピカのランドセルを背負って、上級生に守られながら小学校へと急ぐ新入生の、何と可愛らしく微笑ましい姿でしょうか!
きっと胸の中は喜びと不安が入り混じって、複雑な気持ちのかもしれません。しかし、足取りはしっかりとしていて力強さを感じ、毎年「子供は町の宝」という言葉を私は再認識する瞬間でもあります。
4月に出発の時を迎える児童、生徒、学生、社会人等、1年生になる方々は緊張感あふれる時をお過ごしのことと思います。どうぞよきスタートを切って頂けるよう、お祈り申し上げます。
この野木町も前身の「野木村」が明治22年4月1日に明治の市町村制発布により誕生しましたので、村としての誕生月は4月です。
その後、周辺との合併もなく、そのままの形で、昭和38年1月1日に町制施行により「野木町」となりました。同年2月には「野木駅」もでき、今日まで大きく発展してきたことは、私としても感無量の思いです。
そのような経過もあり、来年、令和5年1月1日には野木町が誕生してから60周年という記念すべき時を迎えます。町の未来がさらに明るく輝くように「オール野木」の力が結集し、未来を照らす節目となればと思っております。
しかし、新型コロナ感染症では予断を許さない状況が続いております。これにも「オール野木」体制で頑張っていきましょう。よろしくご協力の程をお願い申し上げます。
厳しい現状だからこそ、アフターコロナには明るい未来が目指せれば幸いです。
2022年広報のぎ4月号掲載