今年も残すところあと少しとなってまいりました。新型コロナウイルス感染症も一時に比べてずいぶん少なくなってまいりましたが、まだまだ油断することもできませんので皆様引き続きの予防へのご協力をお願いいたします。
さて、来年のことを言うと鬼に笑われそうですが、令和5年は野木町が誕生してから丁度60年となる記念の年となります。コロナ禍の中ですので、来年一年をかけてゆっくりと無理なくお祝いできれば、と思っております。
振り返れば明治22年の市町村制施行の時に周辺10か村が合併して「野木村」ができてから、ずっとその形が変わることなく現在に至っています。今ある各区の名前などに旧村の名残が残っています。明治時代は役場も友沼にあり、佐川野や野渡の人口が多く賑わっていたようです。その頃はまだ、野木駅は出来ていませんでした。
昭和38年2月16日に野木駅が開設、開通したのですが、それを見越した形で、同年の元日には、一足早く村から町へと変わりました。駅が新設され区画整理事業や住宅団地造成等で駅を中心に発展の運びとなりました。これも多くの先輩や町民の皆様のお蔭と深く感謝いたします。
令和5年が町誕生60周年、つまり還暦を迎える年ですので何かと「町制60周年」が冠となる事業が続くと思いますがよろしくご承知おきのほどをお願いいたします。コロナの関係を見ながら適当な時期に記念式典をと思っております。
2022年広報のぎ11月号掲載