市町村合併については、合併を促進するための合併新法が、来年3月31日に締切になりますので、多くの方々は、「町はどう考えるのか?」とお尋ねになりたいと思います。私は、野木町は財政的にも良好な現在の裏付けが保証できる限り、生き残れると考えます。小さい規模で独立した自治体として自立の道を選ぶことは、あるいは困難であるかもしれませんが、皆様に手が届き、目が配れる今の規模で充実させていくことが、この町にとってよりよい道なのではないでしょうか。皆様の夢の実現に向けて、共に考えながら進んでいきたいと思います。
その自主自立の決意と同じことが、野木駅西口のロータリーに建てられた記念碑に力強く記されています。まさしく昭和38年の野木駅竣工の年に、間々田町と合併をしないで自主独立の道を選んだ気概が示されています。その文面からは、先人の方達が一致団結してこの野木町に誇りを持って進んでいこう!と決意した熱意も伝わってきます。碑文の最後は、以下のように結ばれています。
若い野木町は洋々として無限である、町民よ心に太陽を抱いて前進されんことを
2009年広報のぎ8月号掲載