町では5月16日(土)に、野木町煉瓦窯春フェスタ会場において、「平和都市宣言」をいたしました。当日、多くの方々の見守りのもとに宣言できたことは、大変喜ばしいことだと思っております。しかし宣言だけでは何も始まりません。今も世界各地で戦争や争いごとが絶えることがなく、差別や分断による苦しみから逃れられないでいる多くの人々のことを考えるうえでも今こそ平和の尊さを心深く刻んでいく必要があると思います。これからも固い決意のもと、町の安全安心、尊い生命そして平穏な暮らしを守っていく強い決意を持たなければと思っています。
野木町煉瓦窯は明治に建設されてから、大正の関東大震災、昭和の大戦、平成の東日本大震災にも崩れ落ちることなく、いつも我々町民を見守ってきてくれました。それは産業遺産であるとともに国指定の重要文化財でもあり、今では町のランドマークとなり象徴にもなっています。その煉瓦窯に見守られながら平和都市宣言ができたこと、平和の大切さを次の世代に確実に引き継いでいけるようにしなければならないと思います。
町は昭和59年に「非核宣言」を決議していますので、今回の平和都市宣言を合わせますと「非核平和都市宣言」の町となります。誰もが安心して暮らせる地域社会の実現に向けて、命を重んじ、人権を尊重し、対話と共生を大切にする「平和都市」であるために、さらに皆様とともに意識を高くもって歩んでまいりたいと思います。
2026年広報のぎ6月号掲載