野木町では、性的少数者の方々の生活上の困難や生きづらさが少しでも軽減できるよう「野木町パートナーシップ宣誓の取扱いに関する要綱」を制定し、令和4年4月1日からパートナーシップ宣誓制度を開始します。
パートナーシップ宣誓制度とは
野木町人権施策推進基本計画の理念に基づき、戸籍上の性別にとらわれず、一方または双方が性的少数者である二人が、お互いを人生のパートナーとし、日常生活において経済的及び物理的かつ精神的に相互に協力し合うことを約束した関係であることを宣誓したことに対して、町が証明する制度です。
※この制度は、婚姻制度とは異なり、法的な権利や義務の付与を伴うものではありませんが、宣誓された二人が互いに人生のパートナーとして、安心して野木町で共同生活ができるよう、町として応援するものです。
制度施行日 令和4年4月1日
宣誓できる方
宣誓するには、おふたりとも以下の要件を満たしていることが必要です。
- 成年に達していること。
- 町内に住所を有していること。(転入予定の方も含みます。)
- 配偶者がいないこと。
- 宣誓しようとする方以外にパートナーシップ関係がないこと。
- 宣誓しようとする方同士が近親者でないこと。
手続きの方法
1.宣誓する希望日の予約等
事前予約
宣誓する希望日の10日前(土日祝日・年末年始を除く)までに、電話、メール、窓口にて予約してください。
(直接窓口や電話での予約は、平日8時30分~17時15分までにお願いします。)
予約時に次のことをお伝えください。
- 宣誓希望日・時間帯(第3希望日まで)
- 宣誓する方のお名前
- 代表者の日中の連絡先
必要書類の事前提出
宣誓日の3日前までに、持参もしくは郵送にて提出してください。
2.パートナーシップの宣誓
- 予約日時におふたり揃って指定の場所にお越しください。
- 職員の面前で「パートナーシップ宣誓書」に自署し、ご提出いただきます。
3.宣誓証明書等の交付
- 「宣誓書の写し」「パートナーシップ宣誓証明書」(A4サイズ1枚)および「パートナーシップ宣誓証明カード(免許証サイズ)を交付いたします。
宣誓証明書と宣誓証明カードはお1人に付き1枚交付します。
必要な書類
- 野木町パートナーシップ宣誓書(様式第1号)※1
- 住民票の写しもしくは住民票記載事項証明書
- 戸籍謄本
・外国籍の方は婚姻要件具備証明書とその日本語訳文 - 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードほか)
- 全4号に掲げるもののほか、町長が必要と認める書類
※1 町にて準備し、当日自署していただきます。
通称名の使用(通称名の使用を希望する場合のみ)
性別違和その他で町長が特に理由があると認める場合は、当制度に限り日常生活に用いている通称名を使用できます。
その他
- 職員の面前で宣誓する必要がありますので、必ず二人で来庁ください。
- 証明書等の交付は無料です。ただし、宣誓に必要な書類(住民票等)の交付手数料は自己負担になります。
- 証明書等の再交付・変更・返還等の手続きについては、利用の手引きを確認してください。
※再交付、返還等を希望される場合は、事前にご連絡ください。
関係資料
- 野木町パートナーシップの宣誓の取扱いに関する要綱(本文)[PDF形式]
- 野木町パートナーシップ宣誓書(別記様式第1号)[PDF形式/WORD形式]
- 野木町パートナーシップ宣誓証明書(別記様式第2号)[PDF形式/WORD形式]
- 野木町パートナーシップ宣誓証明書等再交付申請書(別記様式第4号)[PDF形式/WORD形式]
- 野木町パートナーシップ宣誓証明書記載内容変更届(別記様式第5号)[PDF形式/WORD形式]
- 野木町パートナーシップ宣誓証明書等返還届(別記様式第6号)[PDF形式/WORD形式]
- 野木町パートナーシップ宣誓制度 利用の手引き)[PDF形式]
多言語資料
外国人住民の皆さまにも、制度の内容をご理解いただくために翻訳資料を作成しました。
- 野木町パートナーシップ宣誓制度の宣誓を希望される方へ(English)[PDF形式]