あなたにも出来る自殺予防のための行動
自殺は、その多くが追い込まれた末の死です。
自殺は、その多くが防ぐことができる社会的な問題です。
自殺を考えている人は、何らかのサインを発していることがあります。
大切ことは、「気づき」「傾聴」「つなぎ」「見守り」です。
気づき
家族や仲間の変化に気づいて、声をかける
「どうしたの?聞かせてくれる?」
- 眠れない、食欲がない、落ち込んでいる、飲酒量が増えたなどのサインに早めに気づきましょう。様子がいつもと違うとき、悩みを抱えているかもしれません。
- 変化に気づいたら「眠れていますか?」など、自分に出来る声かけをしていきましょう。
傾聴
本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
「そっか。それはつらいね」
- 悩みを話してきたら、できる限り傾聴しましょう。
- 話題をそらしたり、訴えや気持ちを否定したり、表面的な励ましをすることは逆効果です。本人の気持ちを尊重し、共感した上で、相手を思う自分の気持ちを伝えましょう。
つなぎ
早めに専門家に相談するように促す
「相談に行ってみようよ。私も付き合うし」
- こころの病気や社会・経済的な問題を抱えているようであれば、必要に応じて、専門機関や医療機関などの専門家への相談につなげましょう。
- 相談を受けた側の、1人では抱え込まず、プライバシーに配慮した上で、本人の置かれている状況や気持ちを理解してくれる家族、友人、上司といったキーパーソンの協力を求め、連携をとりましょう。
見守り
温かく寄り添いながら、じっくりと見守る
「死にたくなるくらい辛い時は私に相談してほしい。一緒に考えましょう。」
- あせらずに優しく寄り添いながら見守りましょう。
- 必要時、キーパーソンと連携をとり、専門家に情報を提供しましょう。
誰もが安心して暮らせる地域社会づくりの一環として、相談機関一覧を作成しました。
心配なことや悩み事をひとりで抱え込まずに、早めに相談しましょう。
- 令和6年度野木町相談機関一覧 [PDF形式/300.16KB]
お問合せ
健康福祉課 ☎0280(57)4171