この度、野木町の鳥として「ふくろう」が選定されました。野木町といえば「ひまわり」がひまわりフェスティバル等で印象づけられていますが、来年、町政50周年を迎えるに当たって、ぜひ町の鳥を決めよう、ということになって、公募の上選定委員会で決められました。これで、町の木「えんじゅ」、町の花「ひ まわり」、町の鳥「ふくろう」が勢揃いしました。野木町のシンボルとして末永く愛されればと思います。
   ふくろうといえば、福が来て朗らかになるとして「福朗」、苦労なしの意味で「不苦労」などと当て字が使われますが、いずれも縁起がいい意味合いですので、野木町もそれにあやかれたらと思います。いつでもどこでも目にすることが出来るわけではありませんが、神社の杜や平地林の高木等に野木町でも毎年営巣してカメラマンの注目の的になっています。時期が来るといつの間にか多くの人が集まってきますが出来るだけ刺激しないように心がけたいものです。いつまでもふくろうが安心して子育て出来る自然環境をみんなで守り保全していければ、と思っています。大きなクリクリ目をいっぱいに開けて首をくるりと回す仕草はとてもかわいいものです。特に白いふわふわの幼鳥の愛らしさは特別です。地上5，6メートルの高所に営巣するので、なかなか見られませんが、みんなで大切に守っていきましょう。町民の皆様の手でいろいろなふくろうグッズが出来たりすると、また、町の宣伝に一役かえると思います。期待しています。

2012年広報のぎ12月号掲載