町政情報

Vol.53 女性の力を社会に

   女性の社会進出が言われて久しいところですがまだまだ十分とはいえないと思います。野木町では男女共同参画都市宣言をし、本年3月には男女共同参画推進条例を制定するに至りました。それに則っていけば、これからこそがいよいよその本番と認識して、推進すべき時だと思っております。野木町として独自の支援策も考えていかなければならないとも思います。また、広く啓発していくことも必要だと思います。戦後強くなったのは女性と靴下などと言われたのも今では時代がかって聞こえてきます。もっと自然体でごく普通の視点で男女共同参画が協議される時代になってきたと思います。
   これからの日本にとって女性が働きやすい国であることは大変重要なポイントになって来ると思います。それはまず人口が減少してくることが予測されることと、高齢者の割合が増えてくることの二つの理由からです。はっきりと女性の力を社会の中で生かせるように方向づけることが大切だと思います。
   「子育てしやすく住みやすい町」を提唱している野木町としましては尚一層子育て支援に力を入れて行かなければと思います。そして女性が社会に出て働きやすい環境を整える必要を強く感じます。仕事と家庭(育児)の両立のためにはなんと言っても男性である父親の理解が重要で、この点では男性の育児休暇取得など育児参加が大いに奨励されるところですが、なかなか育休をとるまでに至らないのが現実です。これについては促進を図る特別な支援策も必要になってくるのかも知れません。
   仕事分野への女性の進出促進、家庭・育児分野への男性の協力・支援と双方向がお互いに意識を強く持って行けばワーク・ライフ・バランスへの第一歩となると思います。
   私も女性の視点を持った町長であることを町の利益につなげようと思っています。いつも成功するとは限りませんが頑張っていきます。

2014年広報のぎ7月号掲載

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  • 【更新日】2020年1月1日
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