新型コロナウイルス感染への不安はなかなか止まりません。いろいろな情報を介して不安が不安を呼び、不安が増幅されて多方面に広がっていきます。出来るだけ人と人の接触を避け、ソーシャルディスタンスを守っていくことが感染予防につながるとして、今は3密を避ける「新しい生活様式」の確立を目指しています。これが定着するまでには時間がかかると思いますが、感染防止のためには頑張って努力していかなければなりません。
今まで私たちは、人と人の「ふれあい」の大切さ、お互いに「支え合うこと」のすばらしさを共有してきました。それは生きがいにもつながると実感してきました。なかなか密を避けて非接触を基本とする「新しい生活様式」への転換は、容易なものではありません。しかし命を守るために頑張っていかなければと思っています。
リモートやオンライン、テレワーク等の「新しい生活様式」は実践しながらも何とか人と人のふれあいと心の交流は実現していきたいと思います。先日旧友に手紙を書きましたら心温まる返事が来てうれしかったです。
メールも現在進行形でやり取りできますし、電話では声が聴ける、等々工夫していきましょう。ご不便は多々あると思いますが乗り越えていきましょう。
世界中でコロナショックがもたらした影響は計り知れませんが、同じ時代を生きていく人同士、工夫し合ってこれを乗り越えていければと思います。
不安を共にしたからこそ、きっと私たちは新しく強い絆でつながっていけるのではないかと思っています。皆様とともにコロナ禍に負けることなくコロナの時代を乗り越えていきたいと思います。
なお野木町では、10月1日より、インフルエンザ予防接種の助成を実施しています。対象者は、生後6か月から中学3年生までの方、妊婦の方、65歳以上の方及び60歳から64歳までの方で、心臓・腎臓・呼吸機能及びヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障がいの身体障がい者手帳1級をお持ちの方です。
今年はインフルエンザの予防も徹底していきたいと思いますのでご活用ください。お問い合わせは野木町健康福祉課(57-4171)までお気軽にどうぞ。
2020年広報のぎ11月号掲載