去る8月6日、広島市の平和記念公園で営まれた「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」に参列してまいりました。今年初めて野木中2名、野木第二中2名の計4名の中学2年生が代表として参加することになったため、私も同行致しました。自治体の中学生派遣では先輩格である小山市に大変お世話になり、小山市、野木町合同の派遣団を組織して行ってきました。
現場に立つことの重要性を痛感しましたが、やはり骨組みだけが残った原爆ドームを目の当たりにしますと衝撃の強さに胸が痛みます。69年前の夏に、たった1回の原爆投下により一瞬にして焦土と化し、29万人もの尊い命が失われた広島の地に立つ時に、人は誰も恒久平和を願わずにはいられません。そして何よりも本町の中学生達が堂々と規律を守って平和記念式典に参加し祈っている姿は心強い限りでした。また、皆で折った千羽鶴を慰霊碑近くに手向けられた事も良かったと思います。平和教育の一環として大変意義深いものがありました。
恐ろしい原爆の記憶をこれからもつないでいって風化させないようにするためにも今回の中学生派遣は有意義であったと思います。ぜひ来年も続けていけたらと思います。改めて平和の大切さありがたさを実感致しました。
2014年広報のぎ9月号掲載