地球温暖化により今年はすでに6月の時点で気温が30度を超す日が何日もありました。現在の気象状況では今まで以上に何か月も厳しい暑さに耐えていかなければなりません。十分お身体をいたわりながら、残暑を乗り切っていただきたいと思います。町の行事の設定期日もだんだん現在の気候変動に合わせなければならないかもしれません。近頃は環境整備が進み、工場排煙等も少なくなって青空がどこまでもスカイブルーです。その結果、直射日光中の紫外線がより多く届くようになって、陽射しが強く感じると聞いたこともあります。いずれにしましても私たちは自然の変化に順応して体を守っていかなければなりません。梅雨どきではなくても今年は特に、性別に関係なく傘をさして日差しをよけて歩く姿を多く見かけました。賢明な方法だと感心しました。
こんな暑い日々には、木々や田園の緑がどんなに涼やかさを演出してくれるでしょう。先日東京からJR宇都宮線で野木まで帰るときに、利根川を渡ると途端に緑豊かな風景が広がっていることを改めて感じました。田園や公園の緑に癒されることに気づきます。野木には山がなく、平地林や田園の緑だけですが、「水と緑と人の和でうるおいのある町」を将来像に据えて進んでいますので残すべき自然をしっかりと見定めていかなければならないと思っています。緑は地温を少し下げ、CO2削減もしてくれますので計画的に残せるところは残していければと思います。これは町行政だけでは到底できないことですので町民、地権者のみなさまとよく協議をしながら、残すべき緑の保全が野木町スタイルとして定着できればと思っています。
2025年広報のぎ8月号掲載
Vol.150 暑い夏に
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- 【ID】P-6550
- 【更新日】2025年7月23日
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